jk78 KanaInput : W-ZERO3及びWindows Mobile機器用のカナ入力ユーティリティ
Version 1.0.1
お読みください
■概要
Windows Mobile機のハードウェア・キーボードからカナ入力を可能にする
プログラムです。
・W-ZERO3のような日本語版のWindows Mobile機器は、ハードウェア・キーボード
からカナ入力が出来ませんが、そのような機器でもカナ入力を可能にします。
隠しAPIのキーボード・フック(SetWindowsHookEx)を利用しています。
・OSのキーボード・ドライバーが管理するカナLock状態に依存せずに動作します
ので、動作が安定しています。
・カナ入力のON/OFFが出来ます。キーボード操作でON/OFF出来ます。
・カナ入力のON/OFFに使うキーボード操作は、いくつかの種類から選択でき
ます。
・カナ入力ON/OFFの状態を、画面右下に小さな黄色いウィンドウで表示します。
・カナ入力のキーボード配列は、自分でお好みの配列を定義できます。
・W-ZERO3シリーズのキーボードから、'[', ']' の二文字を入力する機能があり
ます。ON/OFF出来ます。
・CAPSロックのON/OFFを表示する機能があります。ON/OFF出来ます。
jk78 KanaInputに関する最新の情報は、以下のページで手に入ります。
http://jk78.890m.com/kanainput
ページが見つからないときは、グーグル先生にでも相談してみてください。
ご縁があれば、またお会いすることもあるでしょう。
■使用条件
jk78 KanaInput カナ入力ユーティリティ
Copyright 2008 jk78
このプログラムはフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフ
トウェア財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書(バージョ
ン3か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか)の定める条件
の下で再頒布または改変することができます。
このプログラムは有用であることを願って頒布されますが、*全くの無保
証* です。商業可能性の保証や特定の目的への適合性は、言外に示された
ものも含め全く存在しません。詳しくはGNU 一般公衆利用許諾契約書をご
覧ください。
あなたはこのプログラムと共に、GNU 一般公衆利用許諾契約書の複製物を
一部受け取ったはずです。もし受け取っていなければ、
をご覧下さい。
GNU 一般公衆利用許諾契約書は、ファイル gpl.txt として同梱されています。
jk78 KanaInputに関する最新の情報は、以下のページで手に入ります。
http://jk78.890m.com/kanainput
■動作条件
PocketPC 2003以降なら動くかもしれません。
WS007SH (W-ZERO3[es]), WS011SH (Advanced/W-ZERO3[es]), 及び
開発環境の PocketPC 2003 SE Emulator で動作を確認しています。
隠しAPIのキーボード・フック(SetWindowsHookEx)には、複数のプログラムを
同時に利用できないという制限があります。他のキーボード・フックを利用する
プログラムを併用する場合は、ホーミン さんの MultiKeyHook 等の
ユーティリティの利用をご検討ください。
■インストールと起動
・CABファイルをデバイス上で開いてインストールしてください。常駐プログラム
なので、インストールする場所は、必ず「デバイス」を選んでください。
・「プログラム」の中に、「jk78 KanaInput」アイコンが追加されます。
・最初に実行すると、プログラムが常駐します。左下に小さな黄色いウィンドウ
を表示しますが、3秒経つと消えます。
・もう一度実行すると、設定ダイアログを表示します。常駐解除はこの
ダイアログから行います。
■アンインストール
・常駐している場合、設定ダイアログを表示し、常駐を解除してください。
・設定→システム→プログラムの削除 から「jk78 KanaInput」を選んで削除
します。
■カナ入力の方法
・jk78 KanaInputは、内部的に入力モードを管理しており、「カナ入力」と
「英数入力」を切り替えます。起動直後は「英数入力」になっていますので、
「カナ入力」に切り替えます。
初期状態では、この切替動作は、「Control + Shift 3回」になっています。
すべてのキーを開放した状態から開始して、Controlキーを押しそのまま放さず
にShiftキーを3回押し放しします。画面右下の小さな黄色いウィンドウに
「カナ」と表示されて、内部入力モードが切り替わったことを示します。
もう一度同じ操作をすると、「英数入力」に切り替わります。
同様に、操作途中で取りやめたいときは、他のキーを押すなり放すなりすれば
キャンセルします。
・IMEの入力モードを「ひらがな」、「カタカナ」、「半角カタカナ」の何れかに
切り替えます。IMEがこれ以外の入力モードの時には、カナ入力は行えません。
・以上で、キー入力にしたがってカナが入力できます。初期状態のカナ配列は、
日本語キーボード用JISカナ配列となっています。
■設定ダイアログ
・「状態」タブ
・入力モード
jk78 KanaInputの内部入力モードを示します。このボタンを押すことで切り
替えることが出来ます。
・カナLock
OSが管理するキーボードのカナLock状態を示します。このボタンを押すこと
でON/OFF出来ます。
カナLockがONの時は、jk78 KanaInputによるカナ入力は出来ません。
カナLockがONになったことは、画面右下の小さなウィンドウが赤くなること
でわかります。
・Caps Lock
OSが管理するキーボードのCaps Lock状態を示します。このボタンを押すこと
でON/OFF出来ます。
・常駐解除
常駐解除して終了します。
・「表示」タブ
・フォント/Bold/サイズ
表示する文字の書体とサイズを選びます。サイズはQVGA画面におけるドット
数であり、VGA画面ではこの倍の大きさになります。
・周囲余白
文字の周りに配する余白の大きさを選びます。
・表示時間
ウィンドウの表示時間を選びます。0秒にすると、常時表示します。
・Caps Lock表示
Caps LockのON/OFFを表示するかどうかを選びます。
・「操作」タブ
・入力モードの切替操作
jk78 KanaInputの内部入力モードを切り替えるためのキー操作を選びます。
次の操作の中から選びます。
・Controlを押したままShiftキーを数回押す
Shiftキーを押す回数を選べます。
・Shiftキーを押したまま矢印キーを数回押す
矢印キーを押す回数を選べます。矢印キーは←↑↓→のいずれでもかまい
ません。Controlキーのない機種でも利用できますが、テキスト選択操作と
同じなので注意が必要です。偶数回押すように設定することをお勧め
します。
・Shiftキーを数回押す
Shiftキーを押す回数を選べます。
・Controlキーを数回押す
Controlキーを押す回数を選べます。
・Shiftキーを数秒間押しつづける
Shiftキーを押す長さを選べます。
・Controlキーを数秒間押しつづける
Controlキーを押す長さを選べます。
・起動時の入力モードをカナにする
ONにすると起動直後の内部入力モードがカナになります。
・‘~’,‘|’を‘[’,‘]’に置き換える
W-ZERO3シリーズでのみ有効なオプションです。
W-ZERO3シリーズのキーボードは、'[', ']', '{', '}' の文字を入力する
ことが出来ません。このオプションをONにすると、‘~’,‘|’の入力を
‘[’,‘]’に置き換えます。‘~’,‘|’はShift短押し+‘^’,
Shift短押し+‘\’で入力することが出来ます。
・WS003SH/WS004SH/WS007SHの場合
入力する文字 キー操作
[ Fn+E
] Fn+R
{ Shift短押し→Fn+E
} Shift短押し→Fn+R
~ Shift短押し→Fn+W
| Shift短押し→Fn+P
・WS011SH/WS020SHの場合
入力する文字 キー操作
[ Fn+C
] Fn+V
{ Shift短押し→Fn+C
} Shift短押し→Fn+V
~ Shift短押し→Fn+X
| Shift短押し→Fn+P
EM・ONEにも同様の制限がありますが、情報をもっていないので現在のところ
サポートしていません。
・「キー配列」タブ
・カナ入力のキー配列選択
カナ入力のキー配列を選びます。初期状態では「JISカナ配列(標準)」だけ
が選べます。この配列は、日本語キーボード用JISカナ配列です。
それ以外の配列は、ファイルから読み込むことによって選べます。
プログラムのディレクトリ \Program Files\jk78 KanaInput\ にサンプルが
用意されています。
・50Sound.keydef.txt : 日本語キーボード用五十音配列
・JISKanaUS.keydef.txt : 英語キーボード用JISカナ配列
・W03_50Sound.keydef.txt : WS003SH/WS004SH/WS007SH用変則五十音配列
・W03ades_50Sound.keydef.txt : WS011SH/WS020SH用変則五十音配列
詳しくは、各ファイルの中のコメントをご覧下さい。
gsGetFile.dll をお使いでない方は、上記ディレクトリのファイルを
My Documents にコピーしてお使いください。
ご自分で新しい定義を書く場合には、50Sound.keydef.txt (日本語
キーボードの場合) か JISKanaUS.keydef.txt (英語キーボードの場合) を
基に作成するのがお勧めです。この2つのファイルには、すべてのキー刻印
がコメントされています。
お使いのデバイスのキーボードが日本語キーボードか英語キーボードかは、
レジストリで確認することが出来ます。
レジストリ:HKEY_CURRENT_USER\Keyboard Layout\Preload\1
16進値の下4桁 言語
---------------+---------
XXXX0411 日本語
XXXX0409 英語(U.S.)
キーボード定義ファイルは、シフトJISかBOM付UNICODEファイルで記述して
ください。UNICODEはUTF-8でもかまいません。一度読み込んでしまった定義
ファイルは、削除してもかまいません。
WS011SH (Advanced/W-ZERO3[es]) で、'+' (Fn+L) を使う場合はご注意くだ
さい。このキーは、本来あるべき Shift + VK_SEMICOLON では無く、VK_ADD
(テン・キーの '+' キー) を出力します。(おそらくバグでしょう。WS020SH
は持ってないので確認してません) IMEは VK_ADD を特別に扱う場合があり
ます。
■コマンドライン
以下のコマンドラインオプションがつかえます。
C> KanaInput q : 常駐解除します
C> KanaInput k : 入力モードをカナにします
C> KanaInput a : 入力モードを英数にします
C> KanaInput t : 入力モードをトグルします
■履歴
・Version 1.0.1 (2008-11-29)
・内部モード切替キー操作で、キーを複数回繰り返す操作中をW-ZERO3以外の
機種でも使えるように修正しました。
・内部モード切替キー操作で、キーを複数回繰り返す操作中にキーリピートが
発生してもキャンセルしないように修正しました。
・入力モード表示を常時表示にした場合、まれに隠れてしまう可能性のある
問題を修正しました。
・Version 1.0.0b (2008-11-19)
・CABファイル中にReadMe.txtとgpl.txtを含め、インストール時にデバイスに
コピーするように変更しました。含まれるバイナリーに変更はありません。
・Version 1.0.0a (2008-11-17)
・英語キーボードのサンプルファイルのコメントでキー刻印が間違っていたの
を修正しました。含まれるバイナリーに変更はありません。
・ソースファイルのアーカイブに、空ディレクトリーが含まれていなかった点
を修正しました。
・Version 1.0.0 (2008-11-16)
初版リリース
$Id: ReadMe.txt 1567 2008-11-29 02:41:57Z jk78 $