JISかな入力パネル(JISKana SIP Input Method)は、Windows Mobileのための文字入力パネルです。
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概要
JISカナ配列のキーボードを使ってカナ入力ができます。
見た目は、Windows Mobile標準の「ローマ字/かな」入力パネルとそっくりに作ってあります。動作もよく似ています。ただし、「かな」、「カナ」ではローマ字入力ではなく、JISカナ配列からのカナ入力を行います。
また、「文字表」を押すと、文字一覧を表示して文字を選択し入力する事ができます。シフトJIS表と、UNICODE表が表示できます。
使用条件
JISかな入力パネルは、フリー・ソフトウェアです。ご利用、再配布は自由に行ってくださって構いません。再配布の際は、ZIPファイルに含まれていたファイルをすべて一緒に配布してください。
著作権は jk78 が所有しています。
どのような環境であろうと動作保証はしません。ソフトウェアの使用に伴う一切の損害に対して責任は負いません。
動作条件
- Windows Mobile 5 (これ以外のOSで動作確認はしていません。PocketPC 2003 SE以降ならば動くかも知れません)
- VGA以上の画面 (QVGAの機種では動作しません)
- 多様な機種で動作する事を願っておりますが、作者は SHARP WS007SH (W-ZERO3[es]) 以外の機種では動作確認を行っておりません
インストール
- 上記ファイルをダウンロードし、解凍して、デバイス上でCABファイルを実行してください。インストーラーが起ち上がります。「インストールする場所」は、必ず「デバイス」を選んでください。
- 入力パネルのメニューに「JISかな/英数」が追加されます。これを選択すれば、JISかな入力パネルに切り替える事ができます。
- 「JISかな/英数」の項目を選んでも、何も変わらない場合、一度デバイスを再起動してみてください。
- 再起動しても、まだ使えない場合、システムが入力パネルのロードに失敗しているのかも知れません。入力パネルを使う上で、一番難しいのが、システムにそのパネルを認識させることだったりします。私は、ホーミン さんの「RelocateTodayDll」または「RelocateLMDll」を使用して、これを解決しています。デバイス起動後に一度だけ「RelocateTodayDll」または「RelocateLMDll」を実行すれば、そのあとは問題なく使用できるようになります(私の場合)。
アンインストール
- 一度デバイスを再起動します。
- 再起動直後に、設定→システム→プログラムの削除 から「jk78 JISKana SIP Input Method」を選んで削除します。
JISカナ入力パネルの利点・欠点
利点
- カナ入力の最中にControlキーが使えるので、コピー(^C)、ペースト(^V)、または、ATOKメニュー(^0) などを呼び出す事ができる
- カナ入力の最中にShiftキーが使えるので、矢印キーやタップと併用して選択を行う事ができる
- IMEの候補ウィンドウが表示されているとき、1, 2, 3, 4, 5に相当するキー(ぬ, ふ, あ, う, え)を押す事により、変換を決定できる
- 一つのパネルで、ひらがな、カタカナ(全/半角)、英数(全/半角)、文字一覧からの入力が可能なので、他のパネルに切り替える必要がない
欠点
- 「、」, 「。」, 「・」そして“「”, “」”の入力にShiftキーを押す必要がある
- 「ゎ」, 「ゐ」, 「ゑ」, 「ヵ」, 「ヶ」, 「ヮ」, 「ヰ」, 「ヱ」の入力手段がない(文字一覧から入力する事はできます)
既知の問題点
- 本バージョンでは、「¥」キーと「\」キーの出力する仮想キーコードが逆になっています。本来は「¥」キーが VK_BACKSLASH, 「\」キーが VK_OEM_102 であるべきです。ただし、文字入力は刻印の通り行われますので普通は問題になりません。この間違いが現実に問題を引き起こす事はまれだと思いますが、動作に不審な点があればご注意ください。対処方法はありません。次回のリリースで修正します。
- ごくまれに、全角ひらがな、全角カタカナを入力しているのに、半角カタカナが入力されてしまう事があります。このような場合、一度「英数」などを選択し、全角ひらがな、または全角カタカナを選び直せば直ります。原因ははっきりしませんが、私の併用しているソフトウェアに関係があるかも知れません。次回のリリースで修正を検討中です。
- 使用中のアプリケーションが自発的にIMEの入力モードを設定した場合、JISカナ入力パネルの入力モードも追従して変更されますが、このとき、ControlキーやShiftキーが押されていたとしても、解除されません。標準の入力パネルはこのようなときには修飾キーが解除されます。次回のリリースで修正を検討中です。
- 文字一覧モードでは、いくつかメニューを表示します。これらのメニューの項目には、ニーモニックが表示されますが、これらのニーモニックは動作しません。ソフトウェア入力パネルは、本物のキーボードから入力があると隠れてしまいます。
- 文字一覧モードで、部首メニューを表示すると、いくつかの項目に文字化けが含まれています。これは、これらのメニュー項目が、Windows Mobile日本語版で表示できないUNICODE文字を含んでいるためです。たとえば、下の画像では、赤丸で示した項目に「禸」(表示できますか? U+79B8, 「禽」の下半分, 「冂」に「ム」)の字を表示していますが、Windows Mobile日本語版には、このコードポイントを含むフォントが無いために、文字化けしてしまいます。上記の問題と合わせて、将来修正できたらいいな、と希望しています。
その他メモ
- 十分にテストされたソフトウェアではないので、バグがあると思います。注意してご使用ください。問題を発見した場合には、ご報告頂けるとうれしゅうございます。このページ、または関連するページにコメントしてください。動作報告も頂けるとうれしゅうございます。
- 旧JISマークをアイコンとして使用するのは、あまりにふざけているので、反省して改めたいと思います。
- 現在、DLLの名前が「JISKana.dll」となっていますが、Windowsディレクトリに置くには、この名前はあまりに傲慢だと思います。反省して改めたいと思います。
謝辞
SIP Input Methodの開発について詳しい情報をウェブで公開してくださった、小笠原博之氏に感謝します。フルパワー全開WindowsCEのページ 氏のページを読まなければ、自分でSIP入力パネルを作ってみようなどとは思わなかったでしょう。
素晴らしいソフトウェアを開発し、公開してくださった ホーミン 氏に感謝と賛辞を送ります。WindowsCE FreeWare 氏のソフトウェアがなければ、私の入力パネルは、動きすらしませんでした。




